[EP-02] ホーチミン市PBL

急激に成長を遂げるベトナムの経済の中心地で、「発展」と「ひずみ」を学ぶ

オンライン版「ホーチミン市PBL」は、ベトナム社会主義共和国最大の産業都市である「ホーチミン市」を舞台に、政治や途上国が抱える都市問題、都市社会学についてを実践的に学び、考え、そして行動する問題解決型プログラムです。


学習対象:ベトナム南部 – ホーチミン市

急発展する東南アジアの経済都市

ベトナム戦争時に南の首都であったホーチミン市は、南北統一後に産業・経済の中心地として急速に発展をしていきました。95年には約450万人だった人口は、わずか25年の間で倍の900万人以上に増加。東南アジア屈指の大都市として、現在も開発・拡大が続いています。

置去りの社会問題

1)ホーチミン市は短期間で急激な発展を遂げた一方、発生しているのにもかかわらず、解決策を見いだせていない都市社会問題が山積している。

2)以前、国民の社会問題に対する認識や解決意識が高まっておらず、国際社会による支援が求められている。


抱える課題:
  • 生活・工業の排水や排気による環境汚染
    都市内で発生する排気ガスや汚水などが、管理されることなく自然界に排出されてしまっており、河川や地下水の汚染、PM2.5の発生などの大気の汚染、周辺や下流域の田畑の土壌の汚染が発生しており、健康被害が懸念されている。
  • 分別意識や焼却施設のない都市ゴミ問題
    ホーチミン市の人口900万人が出すゴミについて、焼却処分する施設がない為、以前郊外の集積地に埋められたり、積み上げがされてしまっている。また、市民にゴミを分別したり、3Rの概念がない為、資源が回収できていない。
  • 無意識や配慮の無さから生じる騒音問題
    国民の騒音に対する意識が低く、家庭や店舗からのスピーカーの音や、交通音、工事現場などの音などが制御されていない為、市内の多くの地域で環境基準を超える騒音問題が発生している。
  • 社会主義でありながらも広がる格差社会
    社会主義という思想を掲げながらも、ドイモイ政策により資本主義経済を導入したベトナム。都市部においては経済発展を遂げたが、これによって貧富の差が開き、今や大きな貧困問題、格差社会問題を抱えることとなってしまった。
  • 地下水の過剰揚水や表面荷重で生じる地盤沈下
    元々メコン水系の沖積平野として形成された南部の地形は、海抜が低く、また砂地で地盤沈下が発生しやすい。近年、井戸などによる過剰揚水や、巨大建築などによる加重過多により地盤沈下が起き、水没被害などが発生している。
  • 人口増加に伴う都市交通インフラの遅れ
    人口と共に交通量が増加した一方、交通インフラの整備が後手に回っており、路上は大量のバイクで埋め尽くされ連日大渋滞が発生している。日本のODAなども進められるが、以前状況は打開できておらず、諸問題に拍車がかかっている。

学習の進め方:

オンラインPBLの進め方

オンラインPBLでは、VR映像やオンラインビデオ電話ツールを使用し、日本の学校にいながら下記のフローで世界各地を舞台に問題解決型学習を実施します。オンラインで現地の協力者(企業・学校・団体・コミュニティ)たちと共に学び、考え、行動し、世界を変える学習です。

[学びのフロー]
①オンラインでプロジェクト対象について事前学習講義
②オンラインでプロジェクト対象の調査学習-1
③調査学習-1を受けてTP(トライアルプラン)の設計と発表
④TPの実施、TPの結果調査と報告会
⑤オンラインでプロジェクト対象の調査学習-2
⑥調査学習-2を受けてAP(アクティブプラン)の設計と発表

[学びの期間とパッケージ]

2期+合宿

期間:前期~後期(5月~12月)
授業コマ数:全14回(1回あたり2時限分相当)+合宿3泊4日
学びのフロー:①~⑥を実施

1期+合宿

期間:前期~夏季休暇(5月~9月)
授業コマ数:全8回(1回あたり2時限分相当)+合宿3泊4日
学びのフロー:①~④を実施

1期

期間:前期(5月~7月)
授業コマ数:全8回(1回あたり2時限分相当)
学びのフロー:①~③を実施

1/2期

期間:2か月
授業コマ数:全4回(1回あたり2時限分相当)
学びのフロー:①~③を実施


注意事項

  • オンラインPBLは4G以上の速度の高速通信を用いて行われます。一定水準以上の通信速度がない場合、通信映像や音声が乱れる場合がありますので予めご了承くださいませ。
  • 上記のスケジュールや学びのフローはあくまでも一つの提案の形となります。教員や学生の皆様のご要望に合わせ、フレキシブルにプログラムを共同設計いたしますので、お気軽にお問い合わせください。
  • スタッフや機材の都合上、オンラインPBLをご提供することができない場合がございます。お早めに(目安開始3か月前までに)お問い合わせくださいませ。

商品提供地域

日本全国でオンラインでの実施

お手数をおかけしますが、お問い合わせ時にプロダクトコードの欄に「EP-02」をご記入ください。